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YouTubeの時間圧縮と、楽天という会社

· 約4分

YouTubeの時間圧縮

なんかYouTubeで大葉を育てる動画を見たんですよね。あの、3月から8月までかけて、種植えから収穫までを収めるような動画が投稿されてて。それを見て、今こういう動画ってYouTubeの構造上、上がらないよなと思ったんです。

というのはつまり、YouTubeの報酬構造って、まあ言うたら日払いじゃないですけど、その日その日の活動に対して報酬が発生するかどうかなので、短いスパンで大量の動画を上げる必要があるんですよね。だから、YouTubeで活動する人の投稿ってどうしても、今週は何をやりました、今週はこれをやりました、という短いスパンの報告にならざるを得ない。

結果として、今のYouTubeのコンテンツって、時間を圧縮する効果を完全に失っているような、というふうに思っています。長期間の取材とか、長期間の企画というものが非常に困難になっている。構造的にされなくなってるなということに気がつきました。

だからどう、という結論、この話にはないんですけど、報酬の構造がメディアのコンテンツの方向性を大きく決めちゃうんだなって。

AI活用組織は「一人」になる

· 約6分

私の身近には、信頼を置いているエンジニアやアナリスト、プロダクトマネージャーが何人かいます。その中でも、特にAIを活用している人と話したり、彼らの話を人づてに聞いたりすることがあります。そうした情報を通じて確信したことがあります。そうした人たちの意見には、ほとんど全員が同意していると言っていい共通点があるのです。

それは一言で言って、会社や組織が何も働きかけなければ、AIを活用する組織は一人になる、なぜならそれが一番効率的だから、という未来の予測です。

つまり、ただ一人の人間がすべてを把握し、AIのトークンを燃やしながら、あらゆるタスクを実行する体制に行き着くということです。もちろん、実際の会社が本当に一人だけの組織をそのまま受け入れるとは限りませんし、そうならないケースの方が多いとは思います。一人きりでは組織の継続性に問題がありますし、雇用や労働をはじめとするさまざまな観点で好ましくないでしょう。そのため「二人にしよう、いや三人にしよう」といった働きかけが行われ、結果としてひとりにはならないことが多いでしょう。

ただ、仮にそうした働きかけがなければ、ただ一人の人間がすべてを統治する体制への収束は避けられないと思われます。